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ビジネスシューズのサイズ選びで失敗しない10(2+2+6)のポイント

ビジネスシューズのサイズ選びでは靴紐を絞める
ビジネスシューズの選び方

あなたは新しいビジネスシューズを購入する際、正しいサイズ選びができていますか?
試着の際、なんとなく当たっているところはないか確認したつもりでも、いざ日常生活の中で履いているとサイズが合っていなかったというような経験はないでしょうか。
このページでは一人でも多くの人が正しいビジネスシューズのサイズが選べるように失敗しない選び方のポイントを紹介しています。

ビジネスシューズは実際に履いて確かめる

ビジネスシューズのサイズ選びは実際に履いて確かめる

靴を選ぶ時にはサイズを確認します。このサイズは実際に自分の足のサイズ(足長や足囲)を基本としてそれにあった靴のサイズを探すことになるのですが、靴は様々なパーツの組み合わせによって完成している為、表記上のサイズが同じでも実際のサイズ感は異なる可能性が高いです。

表記されているサイズはあくまで一つの目安として考え、必ず実際に履いてフィット感を確かめる事が大切です。

ビジネスシューズのサイズとスニーカーサイズの違い

また普段よく履いているスニーカーのサイズと同じサイズのビジネスシューズを選んでしまう人がいますが、先述したように、靴によって実際のサイズはまちまちです。

一般的にスニーカーにはつま先部分の捨て寸(余裕)が設定されていない為、本来の自分の足のサイズ(+1.0cm)が丁度良くなります。

この為、スニーカーと同じ表記サイズのビジネスシューズを選んでしまうと本来の自分の足のサイズよりも大きくなってしまう可能性が高いので注意が必要です。

例)スニーカー27cmの場合 → ビジネスシューズ26cmを選択

失敗しない10(2+2+6)のポイント

ここからは実際にビジネスシューズのサイズ選びで失敗しない為のポイントを10個紹介していきます。

ポイントは大きく3つのカテゴリーに分類しています。

  1. 正しいサイズを選ぶ為の準備
  2. 正しいサイズを選ぶ履き方
  3. 各部のチェックポイント

正しいサイズを選ぶ為の準備

まず正しいサイズを選ぶ為の事前の準備として以下の2点を守ります。

  1. 靴下(ソックス)を準備する
  2. 靴紐(シューレース)をちゃんと通す

【その1】靴下(ソックス)を準備する

靴下

そのビジネスシューズを履くときに使用する靴下(ソックス)を準備し、実際に履いてフィッティング感を確かめるようにします。

ビジネスシューズの場合であれば、比較的生地は薄めになるかと思います。例えば試着の際に履いている靴下がたまたま厚手のスポーツソックスなどでは足囲(足幅が最も広い部分の1週)が5mm~10mm程度拡大してしまう可能性も考えられますので、あくまで実際にビジネスシューズを履くことを想定した靴下を用意します。

【その2】靴紐(シューレース)をちゃんと通す

ビジネスシューズのサイズ選びでは靴紐を絞める

靴紐をしっかりと絞める事で甲の高さを調整して、かかとを脱げにくくしたり、靴内部での足のずれを防ぐことが可能です。

試着の場合だと、試し履きだからという事ですべての鳩目に靴紐を通さずに数か所だけ通して辞めてしまう場合がありますが靴紐は結び方によっても足へのフィット感は大分違ってきます。

実際に該当のビジネスシューズを普段履く時と同じように靴紐をしっかりと通してチェックするようにしましょう。

正しいサイズを選ぶ履き方

次に履き方に関しても以下の2点のポイントがあります。

  1. 踵(かかと)をフィットさせ靴紐を絞める
  2. 必ず両足で履く

【その3】踵(かかと)をフィットさせ靴紐を絞める

かかとを押し付ける

靴のフィット感を確認するには踵(かかと)をしっかりと合わせる事が基本となります。靴を履いたらつま先を上げて踵を地面に押し付けて踵と靴をフィットさせます。

【その4】必ず両足で履く

両足で試着する

人によって足の左右のサイズが相違している事は珍しい事ではなく、0.5cm以上の差がある事は一般的です。

私も自分の足のサイズを測ったら左25.2cm。右24.5cmと左が0.7cmも大きかったです。

結果としてサイズが大きい方の足に合わせて靴を選ぶ事にはなりますが、両方の試着をした上で後述する各部分のフィット感を確認する事が大切です。

各部のチェックポイント

ここからは実際に靴を履いた状態での確認すべき6つのポイントを紹介します。

  1. つま先部分
  2. 踏み付け部
  3. 踵周り
  4. 履き口部分(トップライン)
  5. 土踏まず部分(アーチ)
  6. 甲周り部分

【その5】つま先部分

捨て寸の確認

自然に伸ばした指が靴のつま先で前後方向でぶつからない必要があります。歩行中に足は靴の中で前後にずれるので若干の余裕が必要になります。
この余裕部分を「捨て寸」といって一般的に約1cm~2cm確保します。ロングノーズなどの場合は元々靴の形上、先が長いので「捨て寸」はさらに長くなります。

また左右方向からも親指と小指が無理に圧迫されていないことを確認します。圧迫され過ぎている、もしくは余裕が在りすぎるのも足と靴があっていない状態です。

上下方向でも歩行中に上下に動く親指にはある程度の余裕が必要です。

【その6】踏み付け部

踏み付け部のフィット感

踏み付け部は足と靴の接する面積がとても多い部分で、理想は足に対して靴が沿っているようなイメージになります。

ボールジョイント

ボールジョイントのフィット感チェック

特に足の幅が最も広い部分と靴の横幅が最も広い部分である「ボールジョイント」が適度にフィットしている必要があります。

普通に立っている状態に加え、つま先立ちした場合でも無理な圧迫がないか確認します。

ころし部分

ころしのフィット感

ボールジョイントのすぐ後ろが適度にフィットしている事も確認します。この部分を「ころし」といいます。足が大きく張り出してしまっている場合には足に対して靴が小さいという事になります。

羽根の開き具合

羽根の開き具合を確認

本来は靴紐を結ばなくても違和感なく歩ける程度のフィット感が理想的ですが、紐を結んだ状態で最も踵(かかと)よりの鳩目が0.5~1cm程度空いている状態が適当です。

【その7】踵周り

かかと周りのチェック

踵(かかと)に対して靴のカーブが合っている状態が理想的です。合っていないと踵の一部分が靴と当たってしまい、履いているうちに痛みが生じます。

目安として紐靴の場合で前方向に足を押し付けた状態で手の小指が第一関節までキツメに入る事が理想です。またスリッポンの場合ではこの余裕部分が更に少ない方がより安心です。

踵(かかと)を上げた時に靴がフィットしたまま脱げないことも確認してください。

【その8】履き口部分(トップライン)

履き口(トップライン)とくるぶしのチェック

靴の履き口の事をトップラインと呼び、この部分に内外両方のくるぶしの下端が当たらないことを確認します。

【その9】土踏まず部分(アーチ)

土踏まず部のチェック

スニーカーや機能性ビジネスシューズの場合では足のアーチをサポートする意味でインソールの土踏まず部が盛り上がっている事もあります。

この盛り上がりが足とフィットすると疲労軽減につながり、疲れないビジネスシューズに近づきます。

【その10】甲周り部分

甲周りチェック

靴紐はしっかりと締めた上で甲の部分を押して、張り過ぎ、余り過ぎが無いことを確認します。

このページのまとめ

上記に上げた内容がビジネスシューズを含む靴全般に言えるサイズ選びのチェックポイントになります。
当サイトにて取り上げる機能性ビジネスシューズの特徴をより活かすには自分の足とビジネスシューズのサイズがより合っている事が重要かと考えます。レビューするビジネスシューズもこれらのポイントを確認していきますので、是非ご参考にしてもらえればと思います。

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