「TU-7768」はテクシーリュクスの中でも定番モデルであるBASIC TYPEシリーズで大変人気があるビジネスシューズです。
外羽根式のプレーントゥは定番デザインでありながら構造上、長く歩いてもヘタリが少ない頑丈さもあり、歩くことや長く履くことを前提とした機能性ビジネスシューズとして相性抜群です。
沢山の種類があるテクシーリュクスシリーズの中でも「TU-7768」はレビューも多く人気の一足です。
このページでは「TU-7768」の機能性から履いた時のフィット感を紹介していきます。
「TU-7768」の主な特徴
基本スペック
商品名 | TU-7768 |
ブランド | texcy luxe |
タイプ | BASIC |
アッパー | 天然皮革(牛革) |
アウターソール | 合成底 |
インナーソール | 取り外し式 |
片足重量 | 約330g(25.5cm) |
ヒール高 | 3.0cm |
ワイズ(足囲) | 3E |
生産国 | カンボジア |
カラーバリエーション
ブラック一色のみの展開
デザイン
全体のデザインは、外羽根式のプレーントゥが採用された正に「定番」のビジネスシューズであり、最初の一足としても最適です。
つま先の形状
ラウンドに近しいですが、スクエア型の形状が採用されています。
「TU-7768」の履き心地チェック
今回「TU-7768」は26.0cm(3E相当)でチェックしています。
管理人の足のサイズ | 左 | 右 |
足長 | 25.6cm | 25cm |
足囲 | 26cm | 26cm |
ワイズ | EEEE | EEEE |
足高 | 6.5cm | 6.5cm |
各部のチェックポイント
- つま先部分(爪先)
- 踏み付け部分
- 踵周り
- 履き口部分(トップライン)
- 土踏まず部分(アーチ)
- 甲周り部分
足の形は人それぞれなので誰にでも完璧とまでは言えませんが一般的に考えて、ビジネスシューズのサイズ選びで失敗しないポイントになっていますので、是非ご参考にしてみてください。
つま先部分(爪先)
靴の中で足を自然に伸ばした状態で、大体2.5cm~3cmくらいの余裕分があります。この部分を「捨て寸」と呼び、一般的には1cm~2cm程度とのことですが「TU-7768」は多少ノーズが長めなので特に違和感は有りません。
また歩いている時につま先の長さが原因でつまづくような事もないかと思います。
踏み付け部分
踵を上げたつま先立ち状態にしてみても踏み付け部への強い圧迫は感じませんでした。「TU-7768」はもともとワイズ「3E」でありながら、外羽根式によるアッパー部分の可動やサイドゴアによって履いている状態での微妙な足の移動に追従できるビジネスシューズです。
ボールジョイント
その靴の中で最も広がりが大きい「ボールジョイント」部分も「4E」サイズの管理人でも圧迫なくぴったりサイズでした。
ころし部分
ボールジョイントのすぐ後ろにあたるくびれ部分「ころし」は後述するインソールの土踏まずの盛り上がりと合わせてよりフィットします。
羽根の開き具合
一般的には靴紐を絞め切った状態で0.5~1cm程度の開きが理想とのことで丁度1cm程度になりました。
ただ「TU-7768」はサイドゴアが採用されているため、履いている状態ではゴアがある程度、伸張しています。
踵周り
靴紐をきつく締め上げた状態で、きつめに小指が入るレベルです。=この状態が理想です。
履き口部分(トップライン)
履き口に対して内側、外側両方のくるぶしは当たることなく問題ありません。
土踏まず部分(アーチ)
スニーカーのようなインソールにより、もともと土踏まず部分が盛り上がった設計になります。このインソールが適切な固さでフィットする為、アーチにしっかりとフィットします。
甲周り部分
サイドゴアの機能も相まって靴紐をかなりきつく締め上げた状態でも、違和感のない圧迫が保てます。
テクシーリュクスは歩きやすく疲れにくい機能性ビジネスシューズの大本命ですがその種類はタイプ毎に沢山の種類が存在します。
コスパ重視の定番モデルからデザイン性の高いスニーカータイプ。
幅広甲高向けの4Eモデルや防水仕様などモデル別一覧を紹介していますので他のテクシーリュクスも気になる方は是非参考にしてみてください。
「TU-7768」の機能性をチェック
ここからは「TU-7768」の機能性ビジネスシューズとしてのポイントを確認していきます。
機能性ビジネスシューズに求める8つのポイント
- 衝撃緩衝性
- ホールド性
- フィット性
- 軽量性
- グリップ性
- 耐久性
- 屈曲性
- 通気性
衝撃緩衝性
最も重量がかかる踵の中心部分はアウターソールでもクッション性が高い素材が採用され、歩行時の衝撃を緩和する働きがあります。
ホールド性
靴の内部全般はメッシュ生地が採用されている事で履き始めから足へのあたりが柔らかいです。
また、履き口のふち部分は少量のクッションが内臓されている為、靴づれ防止に加え全体的なホールド性を向上させています。
フィット性
踏み付け部より後方にかけて足全体を覆うようなカップインソールが採用されている事で革靴とは思えないまさにスニーカーのような履き心地(=フィット性)を実現しています。
軽量性
メーカーにて公表されているサイズとほぼ同じ重量で、ビジネスシューズとしては適度な軽量性を維持しています。
グリップ性
アウターソールの踏み付け部に全方位に対して波形が広がっており、いろいろな角度からのグリップ性を維持します。
また縦横に入る深い溝の形状により、雨の日などの濡れた路面でもある程度のグリップ性(ウエットグリップ性)が設計されています。
耐久性
一般的に摩擦が激しいヒール部分は硬度の高いラバーを採用しており、アウターソールの減りを抑える仕組みが採用されています。
屈曲性
履いている状態で歩行の踏み出しを再現した場合でもアッパーの天然皮革が柔らかい為、足への圧迫は少なく、アウターソールの横に伸びる溝もサポートする事で高い屈曲性に繋がります。
通気性
特に通気性を向上させるような仕組みは導入されていません。唯一アッパー部分に天然皮革が使われてはいますが、長時間の使用や季節的な要因で蒸れを感じる事はあります。
その他の機能について
「TU-7768」のおすすめポイントはずばり、履き口の両サイドに採用されている「ゴア」です。テクシーリュクスのビジネスシューズにはこのサイドゴアがある商品が他にもたくさんありますが、「ゴア」がある事で圧倒的に脱ぎ履きがしやすいです。
本来は、脱ぎ履きの際に都度、靴紐をほどいて締め直すのが良しとされていますが時間的な問題やビジネスシーン上、いちいち、靴紐の調整をしていられないという方も多くいると思います。
このページのまとめ
「TU-7768」はテクシーリュクスのBASIC TYPEの中でも外羽根式プレーントゥの黒というビジネスシューズの中でも最も使い勝手がよいデザインです。ビジネスから冠婚葬祭まで全く問題なく使用する事ができるため、人気があります。
同じシリーズで人気がある「TU-7774」との違いは全体的なデザインとサイドゴアの有無になる為、脱ぎ履ぎのしやすさや、毎回靴紐を結び直したくないという人は「TU-7768」がおすすめになります。
コメント