「TU-7774」はアシックス商事が販売しているスポーツ・ビズ・スタイルを提唱したtexcy luxe(テクシーリュクス)の中でも定番モデルのBASIC TYPEとして常に人気があり、amazonでも400件→800件→1200件→3000件→6000件(※)近くのカスタマーレビューが更新され続ける人気のビジネスシューズです。
デザインはシーンを選ばない内羽根ストレートチップとしてビジネスから冠婚葬祭まで対応し、定番モデルの「BASIC TYPE」として価格のバランスも抜群です!
幅広甲高の人が履いてもゆとりがあり、履く人を選ばないのも人気の秘訣ではないかと思います。
そこでこのページでは「TU-7774」のサイズ感から履き心地、機能性ビジネスシューズとしての具体的な機能を徹底解説しています。
「TU-7774」の購入を検討している人などは是非ご参考にしてください。
※この記事の初回投稿時2017年2月時点でamazonレビューは400件近くでしたが1年程度経過した2018年6月でレビューは倍の800件。2019年4月末時点で1200件。2020年12月時点で3000件。2022年8月時点で6000件を超えて、なお購入され続けるビジネスシューズです。
TU-7774の主な特徴
軽量で疲れにくい、歩きやすいビジネスシューズの最初の一足目としてもおすすめできる商品ですが、その人気のひみつを、機能性を含めサイズ感などを紹介していきます。
基本スペック
商品名 | TU-7774 |
ブランド | texcy luxe |
タイプ | BASIC |
アッパー | 天然皮革(牛革) |
アウターソール | 合成底 |
インナーソール | 取り外し式 |
片足重量 | 約315g(25.5cm) |
ヒール高 | 3.0cm |
ワイズ(足囲) | 3E |
生産国 | カンボジア |
カラーバリエーション
ブラウンとブラックの2色展開になります。
デザイン
大きな部分として羽根は内羽根式が採用されており、ビジネスシーンに限らず冠婚葬祭などフォーマルな場面でも利用できます。
また爪先(トゥ)の部分は1本線が入るストレートチップに分類されますが、更に細かく言うと1文字状のブローキング(穴飾り)が施されており、正式には「パンチドキャップトゥ」や「クウォーターブローグ」と呼ばれています。
一般的なマナーとしてここまでの飾りであれば黒色なら冠婚葬祭でも大丈夫な汎用性が高いデザインになります。
つま先の形状
つま先は丸みのある「ラウンドトゥ」が採用されています。
TU-7774の履き心地チェック
ここからは実際にTU-7774を履いた感想を紹介していきます。
チェックしたTU-7774のサイズ【26cm】ワイズ【3E】
管理人の足のサイズ | 左 | 右 |
足長 | 25.6cm | 25cm |
足囲 | 26cm | 26cm |
ワイズ | EEEE | EEEE |
足高 | 6.5cm | 6.5cm |
各部のチェックポイント
機能性ビジネスシューズのサイズ感のチェックポイントとして当サイトでは主に6つのポイントを確認しています。
- つま先部分(爪先)
- 踏み付け部分
- 踵周り
- 履き口部分(トップライン)
- 土踏まず部分(アーチ)
- 甲周り部分
足の形は人それぞれなので誰にでも完璧とまでは言えませんが一般的に考えて、ビジネスシューズのサイズ選びで失敗しないポイントになっていますので、是非ご参考にしてみてください。
つま先部分(爪先)
踵(かかと)をしっかりと入れた状態でつま先に2cm~2.5cmでの余裕分があります。この部分を「捨て寸」と呼びますが一般的には1cm~2cm程度の余裕分とのことなので、特に問題ありません。
また上下方向でも親指に対しての締め付けなどもなく、両サイドからも親指、小指への圧迫は感じられません。
踏み付け部分
私の足幅は4EでTU-7774は3Eですが特に履いていて横幅の部分で圧迫を感じる事はありませんでした。足幅だけで合わせるのであれば、少し余裕があるイメージです。
ボールジョイント
靴の中で最も幅が広い「ボールジョイント」も自分の足で最も広い足囲と丁度あっています。
ころし部分
後述するインソール自体が足のアーチをサポートするよう構造になっており、これと合わせて「ころし」もしっかりフィットします。
羽根の開き具合
私は比較的、甲高な部類に入りますが、きっちり脱げないように履こうとすると写真のように羽根はほとんど開かない状態になります。
踵周り
踵含め、内部はメッシュ生地が使用されており、足への当たりはスムースです。また足を前方向に詰めた状態で小指がきつく入る事が理想との事ですが、これはその通りのサイズ感でした。
履き口部分(トップライン)
内側外側ともに履き口と踝が干渉する事はありません。
土踏まず部分(アーチ)
写真にあるようにスニーカーのようなカップインソールが採用されており、土踏まず部を盛り上げています。この盛り上がりが足にフィットする為、履いた瞬間から足になじんでいるような感覚になります。
甲周り部分
靴紐をしっかりと結んだ状態でも特に圧迫などは感じません。
テクシーリュクスは歩きやすく疲れにくい機能性ビジネスシューズの大本命ですがその種類はタイプ毎に沢山の種類が存在します。
コスパ重視の定番モデルからデザイン性の高いスニーカータイプ。
幅広甲高向けの4Eモデルや防水仕様などモデル別一覧を紹介していますので他のテクシーリュクスも気になる方は是非参考にしてみてください。
TU-7774の機能性をチェック
「TU-7774」は革靴なのにスニーカーのような履き心地を謳うテクシーリュクスの定番商品となります。
これを踏まえて当サイトでは機能性ビジネスシューズに求める8つのポイントを確認しています。
機能性ビジネスシューズに求める8つのポイント
- 衝撃緩衝性
- ホールド性
- フィット性
- 軽量性
- グリップ性
- 耐久性
- 屈曲性
- 通気性
衝撃緩衝性
全体重が掛かる踵の中心点にはアウターソールでもクッション性の高い素材が使用されており、指で強く押して初めて変形する程度で、適度な衝撃緩衝性があります。
ホールド性
かかと全体はメッシュ素材が使用されており、更に薄くクッションが入れてある為、履いている時に踵を含め履き口をしっかりホールドします。
フィット性
ビジネスシューズというよりは完全にスポーツシューズ向けの「カップインソール」が採用されています。
足全体を囲むように立体性がありフィット感抜群です。また土踏まず(アーチ)の盛り上がりによって長時間履いても疲れにくくする工夫が見られます。
軽量性
履いている状態では重さを感じる事もなく、一般的なスニーカーのような感覚です。
グリップ性
波状型の凹凸が全方向に向いている為、どの角度から力を加えても安定したグリップがあります。
また縦横に深めの溝がある事で濡れた路面でも靴と路面の間の水を掻き出し、一定のグリップ性を維持するウェットグリップ性の対策もされています。
耐久性
摩擦によって消耗しやすいヒール部分はアウターソールの中でも耐久性が高い固めのラバーが採用されています。
屈曲性
アッパーは天然皮革により柔らかく、またウェットグリップを向上させるアウターソールの溝が丁度、屈曲しやすくなりスムースです。
通気性
天然皮革の為、人工皮革よりは通気性はありますが、特段通気性を向上させるような特徴は見られません。
TU-7774のデメリットについて
ここからはTU-7774のデメリットについて確認していきます。があくまで個人的に感じる部分やamazonのレビューを参考にしています。
人によっては全くデメリットにならない場合もありますので、問題ない方は気になさらないようにしてください。
べろが甲に当たって痛い場合
amazonのレビューで比較的多い感想に靴のべろ(タング)が足の甲に当たって痛いという意見があります。
これは主に2つの原因が考えられます。
一つ目はその人の足自体が甲高でTU-7774の高さと合っていない場合があります。
またもう一つの原因としてTU-7774はべろの片側と羽根の一部が接合されており、そのままだと靴を履いているときに、ベロを可動する事ができません。
ベロと接合された羽根への対策
糸で結び付けているだけなのでハサミなどでカットすれば、普通のビジネスシューズ同様に甲に当たらないポジションにべろを移動させることが可能です。
※結びを解いても、特に問題はありませんがあくまで自己責任でお願いします。
脱ぎ履きがしづらい場合
TU-7774特有の問題ではありませんが、靴紐をしっかりと締めて履く為、そのままでは簡単に脱ぎ履きできません。
本来は都度、靴紐を解いて結び直すのが正しいのですが、なかなか時間的な問題があったりと煩わしい場合があります。
脱ぎ履きがしづらい場合の対策
そこで通常の靴紐ではなく伸縮性のあるゴム紐に変える事でこの問題を解決する事ができました。
靴ベラを使って履く瞬間はゴムが広がる為、スムースに履くことができ、履いてしまった後は縮む為、見た感じでは普通の靴紐と遜色ありません。
なおゴム紐を結ぶときはシングルではなく、より締まりやすいパラレル結びがおすすめでした。
このページのまとめ
TU-7774は疲れない、歩きやすいという機能性ビジネスシューズにおいて非常に人気があります。デザイン的にもビジネスから冠婚葬祭までオールラウンドに使用でき、質感もそれなりの高級感があります。またサイズによっても多少の違いはありますが価格がリーズナブルで機能性ビジネスシューズをハードに使用する必要があるユーザーにもおすすめの一足です。
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