テクシーリュクスの中でもシンプルなストレートチップデザインで人気が高いモデルに「TU-7758」があります。
こちらは同社の人気モデル「TU-7774」を代表とするBASICTYPEと比較するとよりスマートな印象があります。
管理人の私自身はこの「TU-7758」をすでに3回リピートするほど履きやすく気に入っているモデルであります。
このページでは「TU-7758」のフィット感から機能性まで購入を検討している方に向けて徹底的にレビューしていきます。
「TU-7758」の主な特徴
定番モデル(BASICTYPE)に対して上位モデルに当たる(SNEAKERTYPE)として各所に機能面の向上が見られます。
基本スペック
商品名 | TU-7758 |
ブランド | texcy luxe |
タイプ | SNEAKER TYPE SQUARE |
アッパー | 天然皮革(牛革) |
アウターソール | 合成底 |
インナーソール | 取り外し式 |
片足重量 | 約295g(25.5cm) |
ヒール高 | 4.0cm |
ワイズ(足囲) | 2E |
生産国 | カンボジア |
カラーバリエーション
ブラックとブラウンの二色展開です。
デザイン
内羽根式でシンプルなストレートチップのデザインです。
ビジネスから冠婚葬祭までオールラウンドに対応できる最も万能なデザインになります。
つま先の形状
ロングノーズとまでは言わないまでも、同社の(BASICTYPE)に比べるとかなりスリムな形状でつま先はスクエアが採用されています。
「TU-7758」の履き心地チェック
「TU-7758」は26.0cm(2E)をチェックしています。
※ちなみに私自身はワイズ「4E」なのですが「TU-7758」26.0CMを過去2年以上にわたって違和感なく愛用しています。25.5cmでも入るのですが先が細身なので小指が隣の指の下に重なってしまうのでワンサイズ(+0.5cm)上げています。
管理人の足のサイズ | 左 | 右 |
足長 | 25.2cm | 24.5cm |
足囲 | 26cm | 25.7cm |
ワイズ | EEEE | EEEE |
足高 | 6.5cm | 6.7cm |
各部のチェックポイント
- つま先部分(爪先)
- 踏み付け部分
- 踵周り
- 履き口部分(トップライン)
- 土踏まず部分(アーチ)
- 甲周り部分
足の形は人それぞれなので誰にでも完璧とまでは言えませんが一般的に考えて、ビジネスシューズのサイズ選びで失敗しないポイントになっていますので、是非ご参考にしてみてください。
つま先部分(爪先)
靴の中で自然に足を伸ばした状態で、前方方向への余裕を確認しています。トゥにあるストレートチップの一本線のラインを少し超えたあたりに親指がくる感じです。
大体2.5cm程度の「捨て寸」(=余裕部分)がある様子です。
一般的に1cm~2cmが普通ですが、靴のデザインによって多少の違いはありますので、特に問題は有りません。
踏み付け部分
私のワイズは「4E」に対して「TU-7758」はワイズ「2E」のモデルなので、普通に考えると合っていないのですがアッパーの天然皮革がしなやかで足に柔らかくフィットする為、無理な圧迫を感じません。
むしろ定番の「TU-7774」(3E)だと少しワイズに余裕を感じる程度です。
ボールジョイント
靴の中で最も幅が広い部分「ボールジョイント」に自分の足の中で最も幅が広い部分との位置を確認します。
ここでも革の柔らかさもあって問題なくフィットしています。
ころし部分
ボールジョイントのすぐ後ろのくびれ部分「ころし」からも無理な圧迫もなく、逆に足が乗り出してしまう事もありません。
羽根の開き具合
本来は靴紐を締め上げた状態で羽根の開きが0.5cm~1cmが理想とのことですが、自分の場合はほぼ開きが無い状態になります。
「TU-7758」は履き口の両サイドにゴムが採用されている為、着用時でも一定のゴムの拡張があります。その為靴紐を締め上げると連動してサイドのゴムが追従して伸びる為、左右の羽根に開きがなくなりますが特に問題は有りません。
踵周り
足を前方方向に詰めた状態で、小指の第一関節がキツメに入る程度で、歩行時に踵が抜ける事もありません。
履き口部分(トップライン)
履き口(トップライン)に踝が当たる事もありません。
ただ、同社のBASICTYPE「TU-7774」や「TU-7768」と比べると0.5cm程度、トップラインが高めです。
BASICTYPEのトップラインが踝(くるぶし)に当たってしまう人は難しいかもしれません。
土踏まず部分(アーチ)
テクシーリュクスの特徴の一つでもあるスニーカーのようなカップインソールによって土踏まずの各所が立体形成となっていて、しっかりフィットします。
甲周り部分
靴紐を締め上げても違和感のあるような圧迫もありません。
テクシーリュクスは歩きやすく疲れにくい機能性ビジネスシューズの大本命ですがその種類はタイプ毎に沢山の種類が存在します。
コスパ重視の定番モデルからデザイン性の高いスニーカータイプ。
幅広甲高向けの4Eモデルや防水仕様などモデル別一覧を紹介していますので他のテクシーリュクスも気になる方は是非参考にしてみてください。
「TU-7758」の機能性をチェック
機能性ビジネスシューズに求める8つのポイント
- 衝撃緩衝性
- ホールド性
- フィット性
- 軽量性
- グリップ性
- 耐久性
- 屈曲性
- 通気性
衝撃緩衝性
アウターソールには全体的にEVA樹脂が採用されている為、弾力性があります。
ホールド性
靴の内側から踵のライニングまでメッシュ生地が採用されており、足への当たりが柔らかく、履き口の周りにはクッションが内臓されているため、ホールド性を高めています。
フィット性
厚さ5mmの立体形成されたカップインソールの各所にフィット性を向上させる仕組みがあります。
左右のアーチを結ぶ中足骨パッドでは靴内での足のずれを防止し、ヒールとのフィット感を向上させ、両サイドの盛り上がりにより、スニーカーのようなフィット感を実現しています。
軽量性
メーカー公表では片足(25.5cm)で300gを切る軽さでしたが、実際には片足26cmで317gでした。いずれも革靴としてはだいぶ軽く、靴自体の重量による負担は少ないと思います。
グリップ性
EVA樹脂と硬性のラバーが地面を踏み込んだ瞬間に柔軟に変形する事で高いグリップ性があります。
また「BASICTYPE」では踏み付け部だけに採用されていた縦横の溝が踵(かかと)部分にまで延長されています。
この溝によって接地路面の水分を外に吐き出しながら、グリップ性は維持するウェットグリップ性も確保しています。
耐久性
最も歩行中の摩擦が激しい踵(かかと)に加えてアウターソールの両外側に硬めのラバー素材が採用されている事で耐久性を高めています。
屈曲性
よりしなやかな天然皮革のアッパーが蹴りだし時によく曲がります。またアウターソールの横軸の深い溝も屈曲をサポートしています。
通気性
アッパーが天然皮革ではあるものの、アウターソールに通気を確保する仕組みはなく、夏場などはどうしても長時間の使用で靴内の温度は上昇します。
その他の機能について
履き口の隠しゴム
履き口の両サイドに隠しゴムが採用されている事で、脱ぎ履きが非常にしやすくなります。
これにより、普段から靴紐自体は足にフィットするようにきつく締め上げた状態を維持しながらも、いちいち結び直すことなく、脱ぎ履きを可能とします。
スリムデザイン
テクシーリュクスの中で最も定番かつ、人気のBASICTYPE「TU-7774」と比較すると「TU-7758」はよりスリムである事がわかります。
軽量性などによる「疲れない」「歩きやすい」特徴を持つ機能性ビジネスシューズではあまりスリムなデザインが少ない中で「TU-7758」はよりスタイリッシュに見えます。
なお写真ではロングノーズのように見えますが「TU-7774」と実寸の長さはほとんど変わりません。
このページのまとめ
「TU-7758」はテクシーリュクスにおける上位モデルだけあって、BASICTYPEと比較しても各所に機能性の向上があります。公表されているワイズが「2E」と足幅が広い人からするとフィット感を懸念される可能性もあるのですが、私自身は足のサイズ「4E」に対してよりフィットしてる感覚があります。足にフィットする仕組みとして「履き口の隠しゴム」や「柔らかいアッパー(天然皮革」などがあります。
歩きやすい機能性ビジネスシューズのなかでもスリムなデザインを探している人にはおすすめです。
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