幅広甲高の方を対象にしたドクターアッシーには
と3つのタイプが展開されており「DR-8014」はトラベルウォーキング「旅する達人」シリーズの人気シューズとなります。
よりカジュアルなデザインなので冠婚葬祭を含むある程度しっかりしたビジネスシーンでの利用は難しいですがビジネスカジュアルが推奨されるような環境であればウォーキング性能を兼ねたコンフォートシューズとして最適です。
実際、ドクターアッシーの中ではこの「DR-8014」がamazonのレビューが最も多く、ドクターアッシーを代表する一足と言えます。
管理人は幅広甲高なのでワイズは「4E」が最適ですがこの「DR-8014」は履き始めから甲周りの圧迫も無く、インサイドファスナー機能により脱ぎ履きも非常に楽です。
更にクッション性、フィット性もあり非常におすすめの一足と言えます。
DR-8014の主な特徴
靴紐は通常のスニーカータイプなのでビジネスシューズには見えませんがウォーキング性能を高めた幅広甲高の方向けのコンフォートシューズです。
基本スペック
商品名 | DR-8014 |
---|---|
タイプ | トラベルウォーキング |
アッパー | 天然皮革(牛革) |
アウターソール | 合成底 |
インナーソール | 取り外し式 |
サイズ | 24.5~27.0 |
ワイズ(足囲) | 4E |
生産国 | カンボジア |
カラーバリエーション
ブラック・ブラウン・キャメルの三色展開です。
デザイン
アッパーの甲周りにある縫いがU字の蓋状ではなく、2本線のままつま先に落ち込んでゆく「スワールモカシン」のデザインになります。
本来スワールモカシンは細長く見えるデザインではありますが、DR-8014は幅広の方、更に歩きやすさに重点を置いている事からもつま先の丸みは大きいです。
アッパー素材
牛革の天然皮革により、柔らかいだけでなく撥水加工もされているのである程度の防水性も始めから用意されています。
つま先の形状
ウォーキングに特化している事もあり、丸みが強いランド形状となります。
ヒール高
ウォーキング時の着地を考慮して通常のビジネスシューズよりも1cm程度、厚めのヒール高になります。
DR-8014の履き心地チェック
管理人の足のサイズ | 左 | 右 |
足長 | 25.2cm | 24.5cm |
足囲 | 26cm | 25.7cm |
ワイズ | EEEE | EEEE |
足高 | 6.5cm | 6.7cm |
各部のチェックポイント
足の形は人それぞれなので誰にでも完璧とまでは言えませんが一般的に考えて、ウォーキングシューズのサイズ選びで失敗しないポイントになっていますので、是非ご参考にしてみてください。
つま先部分(爪先)
ビジネスシューズであれば先端の捨て寸が1.5~2cmも普通ですが、DR-8014はウォーキングメインのコンフォートシューズなので捨て寸は感覚として1cm未満です。
捨て寸が少ない方が躓きにくくより安定したウォーキングが可能となります。
踏み付け部分
ドクターアッシーは幅広甲高の方をターゲットにしている事もあり、踏み付け時でもゆとりあるサイズ感をキープできます。
ボールジョイント
靴紐をしっかり締めた状態でも横幅に窮屈感はありません。
ころし部分
ワイド設計なのでころし部分の締め付けも特に問題ありません。
羽根の開き具合
DR-8014は内側にファスナー機能がついている為、ファスナーを閉じるとフィット性が向上します。
ビジネスシューズほどは羽根が閉まらない、スニーカー程度のイメージです。
踵周り
ワイド設計ではありますが、つま先先端にそこまで遊びもないのでかかと部分にそこまでゆとりもありません。
結果的に踵抜けがないフィット性を実現しています。
履き口部分(トップライン)
くるぶしにあたる事もなく履き始めから靴づれ無しです。
土踏まず部分(アーチ)
インソールがスニーカーによく採用されているカップインソールなのである程度は土踏まずをサポートしています。
ただ管理人もですが、かなりの偏平足な場合は社外品のソールが必要になります。
甲周り部分
幅広甲高の方を対象にしているだけあり、ファスナーを占めた状態でも圧迫感なくいい感じに甲周りをサポートします。
DR-8014のサイズ感まとめ
ドクターアッシーがそもそも甲高幅広の方を対象にしているだけあってビジネスシューズでもその履きやすさは把握していました。
ただ「DR-8014」は更にトラベルウォーキングタイプとして歩きやすさに特化している事もあって非常に履きやすく歩きやすいです。
ドクターアッシーは幅広甲高が多い日本人でも履きやすい「オブリーク・トゥ」の木型を採用したモデルがブランドの由来となります。
幅広甲高の方であればどれでも履きやすいですがタイプ毎に沢山の種類が存在します。
スーツにも合わせることはもちろん、スニーカーのように軽いだけでなく独自の通気孔システムを採用する事で通気性も抜群。
ドクターアッシーのモデル別一覧も紹介していますので他のタイプも気になる方は是非参考にしてみてください。
DR-8014の機能性をチェック
次に歩きやすいビジネスシューズに求める機能性としてと当サイトでは以下8つのポイントを確認しています。
機能性ビジネスシューズに求める8つのポイント
衝撃緩衝性
踵の後方部分の最も重力がかかる部分のアウターソールにはよりクッション性が高いEVA素材が使用されており歩行時の衝撃を緩衝します。
ホールド性
履き口の周りにクッションが用意されており足首をしっかりホールドしてくれます。
フィット性
カップインソールにより履き始めからある程度のフィット性を体感する事が可能です。
軽量性
ビジネスタイプは片足240グラム以下を公言しており、実際その通りなのですが「DR-8014」はファスナーが組み込まれてる分、240グラムは超えます。
それでも片足267グラムは驚異の軽さです。軽めのビジネスシューズで片足300グラム前後なので十分軽いです。
グリップ性
凸凹のアウターソールによりある程度のグリップ性を実現しています。
耐久性
踵の外側部分のアウターソールには高硬度のEVA素材が使用されることで最も地面と接するソール部分は耐久性が向上しています。
屈曲性
天然皮革は履き始めから柔らかくストレスなく屈曲してくれます。
通気性
アッパーの天然皮革に加え、ソール部分に物理的な通気孔が採用されているのがドクターアッシーの特徴の一つです。
靴の構造上、内部に熱が籠るのは致し方ないですがソールの中心部に物理的な空気の流れを確保している事で圧倒的な通気性能を実現しています。
その他の機能について
DR-8014の特徴的な機能を紹介してきます。
インサイドファスナー機能
シューズを歩きやすくするにはしっかりと靴紐を絞めた状態が好ましいです。
ただし、しっかりと紐を占めると脱ぎ履きの度に紐を緩めて締め直しといったデメリットが発生します。
そこで最近では履き口のサイドにゴムが採用されている機能性ビジネスシューズが増えてきており、それに似た機能としてファスナー機能があります。
ゴムよりもファスナーの方がより遊びが無い分、締め切った時のフィット感は向上しより安定した歩行がDR-8014では可能となります。
DR-8014のデメリットについて
機能性ビジネスシューズとして実際に愛用しているテクシーリュクスの「TU-7796」も幅広甲高の方を対象に4Eワイド設計となります。
両者を比較すると同じ幅広設計でもTU-7796がよりビジネスシューズよりなのに対してdr-8014はカジュアルライクにはなります。
ただしこの辺りは実際に使用される方の環境等に影響されるのでビジネスカジュアルが採用されている場合などはDR-8014の雰囲気が合うケースもあります。
このページのまとめ
DR-8014はウォーキングシューズでありながらコンフォート感がある落ち着いたシューズです。
例えば通勤ウォーキングに使用できるカジュアルなシューズを探している方などにはより最適かと思います。
サイズに関しては幅広甲高の方でも靴紐調整などをしつつ大多数の方が問題なく利用可能ではと思います。
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